この曲ができたいきさつがなかなか面白いのですが、歌詞の元になった僕が書いた「短編」はこちらで(元になったというか歌詞そのものだけど笑)
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https://note.com/saturday/n/n72680667c254?sub_rt=share_pw
「4月の終わりのメロンソーダ」
/ 土曜日の猫通信 feat. #Ryo
詞、曲、アレンジ、演奏:セキヒロタカ
Special thanks to: 持地 秀明(制作協力)、みけこさん(Title)
「あのね」
と彼女はメロンソーダのチェリーを眺めて言った
「私こういう時間ってなぜか後からよく思い出すのよ」
海沿いの古い温泉地
季節外れの僕らは
昼前のレトロな喫茶店の
少し暗い窓際で
「あ、なんとなくわかりますね」
と僕が言う
「またテキトーに答えたでしょ」
と彼女は笑う
「こういう時間って”大事なもの” の引き出しにしまわれるの
とりたてて何もなくて普通の事だけど。」
メロンソーダをかきまぜて
4月の終わりに
大事なものを作り続けてた
4月の終わりに
「履歴書を作るなら、その引き出しの写真を並べたら
本当の私がわかるように思うの」
「僕の写真がどのくらい入ってるんでしょうね」
と言うと
「あなたがそういうとは思わなかったわ」
と驚いて
「変ですか?」
と僕が訊くと彼女は
「ううん、そうじゃなくて」
と海岸沿いを歩く老夫婦に目をやって
「ちょっと嬉しいかな」
と小さな声でつぶやいた
メロンソーダをかきまぜて
4月の終わりに
大事なものを作り続けてた
4月の終わりに
メロンソーダをかきまぜて
4月の終わりに
いつかまた思い出すために
4月の終わりに
ストローの穴に
赤いシロップ漬けのチェリーの茎を挿し込んで食べた子供の頃を
思い出しました!
この歌のような履歴書を書きたいものですね
花猫さん!聴いていただいてありがとうございます!
しましたしました!懐かしいなぁ
こんな履歴書できたらいいですよね。ほんと。
素晴らしい❣️
友達に「情景が浮かぶような詩を書けよ」って言われて、あれこれ悩んで試行錯誤をしてます。
切り口は色々あるもんですね。
僕はシナリオ教室の通信教育も受けてますが、レポート提出が滞って何年も留年中です。
もう一度、面倒くさがらないで現実と向き合ってみようと思いました。
わあああ!!!!VJkin さま!!!
コメントに気づくのが遅れてすみません!!!
コメントが素晴らし過ぎて感動しています。きっと良い詩を書かれる方だと思います。お世辞じゃなくて。
本当にありがとうございます。
またこれからも聴いてやってください。
なんてことのない、ごく普通のやり取りの中にたくさん思い出の種が埋まってるんですね。いい歌だな〜。
ちゃばらぼさま
嬉しいコメントありがとうございます!!
そんな風に言っていただけて、本当に嬉しいです。
また新しい曲書いていますので、ぜひぜひ聴きに来てやってください。
これからもよろしくお願いします。